第二回SFC修行 能登まで

SFC修行

有給消化で修行の旅へ。先週は仕事で伊丹から花巻まで飛んだのだがANAが飛んでいないためJALで往復。プレミアムポイントが稼げなくて少し残念だったかやはりJALは使い慣れているのでよいフライトであった。今回は自費と時間を使って行う本当の修行である。

修行たるものいかに安く時間をうまく使ってポイントを稼ぐ事が重要となる。修行をしながら観光を楽しむ恵まれた人もいるが、家に女房、子供をおいてやれ北海道だ、やれ沖縄だと観光を楽しんでいたらすぐ家庭内崩壊が始まり悟りを開く前に即身仏になるのは目に見えている。というか修行を許してくれた女房の器量の良さが凄い。修業というものを分かっていないのかもしれないがひとまず筆者は淡々と最短で修行をこなしSFCに入ったら家族でゆっくりと旅行をする算段だ。

修行僧の朝は早い。今日は伊丹から羽田経由で能登空港まで。安いチケットで乗りこなす計画を立てると自ずと人気のない早朝時刻が目立つ。7:10AM伊丹→羽田行が飛ぶので逆算すると家を朝5時過ぎに出なくてはならない。修行の旅費を浮かそうと思いスーパーカブで伊丹に行こうと思ったのだが帰りに難波に用があったので大人しく電車で向かった。西宮北口についてふとスマホを取り出したときふとある事を思いだし絶望した。

Suicaが設定されていない。先日スマホの調子が悪くなったので別のスマホを使っていたのだがSuicaの移行を忘れていた。普段現金をほぼ持ち歩かない筆者だがポケットに入っていた小さいがま口にいくらかコインが入っていたのでぎりぎり切符を購入し伊丹空港へ到着。
ガラガラの保安検査を進み搭乗口まで。朝7時前なのでまだそとは薄暗い。

薄暗7時前のフライトなので人もまばら。しばらくすると外が薄明るくなり登場が始まった。

飛行機はアクアラインをなぞる様に海上を飛びあっという間に羽田空港へ到着。さぁここからが問題だ。国内線で乗り換えをしたことがないのでよく勝手がわからない。いつも到着ロビーへ歩いていくのだがそういえば乗り換えという看板も見たことがある。ひとまず乗り換えの看板を探しながら進むと途中で案内の女性が乗り換え口はこちらですと声をかけている。声をかけてみたら手前の機械にQRコードを読ませて奥のエレベーターから出発ロビーへ上がってくれとのこと。無事到着ロビーから出発ロビーへ移動し能登行きの出発ゲートへ。能登行きは羽田空港敷地内の離れにあるサテライトという場所から飛ぶようだった。空港内を結構歩き一度1階へ降りて一度外に出てバスでサテライトまで。途中滑走路付近のあまり見ることができない風景を堪能できてこれは良かった。

サテライトは離れといえどしっかり設備が整っていてきれいな建物だった。能登行きの飛行機に乗り込み定時で飛行機は飛び立つと長野の雪の被った美しく険しい山の上を順調に飛ぶ。

それほど混んでいない機内ではCAさんの機内サービスが始まり初めて温かいスープを頼んでみた。笑った目がももクロのれにちゃんに似たCAさんが気持ちよくサーブしてくれた。飲んでみると空きっ腹に温かい塩気のあるスープが美味しかった。これ以降筆者はスープをレギュラーで頼むようになった。

飛行機が降下し青白い雪景色が近づいてきて森の中にぽっかりとある滑走路にランディングした。

機内から見えた飛行場の施設は地方空港ならではの小さいサイズ。CAさんに一礼して飛行機をおり早歩きでロビーへでた。能登は観光で来ると非常に素晴らしいところだ。千枚田、輪島朝市、御陣乗太鼓、和倉温泉などこの半島には魅力的な観光地が多い。しかし今回は残念ながら能登を観光している時間がなく乗って来た飛行機でまた羽田へ戻らなければならない。その前に妻から頼まれたミッションとして能登の塩とあんころ餅を購入しなければならない。空港内にあるこれまた小さい道の駅で、塩とあんころ餅を無事入手し、観光案内で息子の好きな御陣乗太鼓のパンプレットがないか探してみたのだがこれはなかった。

最後に急いで外へ出て空港に来た記録の写真を撮り空港内へ戻った。

あっという間に保安検査終了時刻が迫る。少し焦りながら2階出発フロアに行き軽くお土産屋さんをみて保安検査を通った。待合室で待っていると今朝羽田から乗ってきたANAの機体が見えた。まさか人生の中で到着した飛行機でまた出発地へ戻る経験なんて想像もしていなかった。これが修行なのか。

搭乗する前に少し心配事があった。来た飛行機で戻るということはCAさんも同じ方たちが対応してくれるのだろう。沢山の乗客を相手にしているので筆者のことを覚えていないとは思うが筆者はCAさんをよく覚えているし修行していることがバレたら何故かやっぱり恥ずかしい。別にCAさんにとってみたら自社の飛行機を利用してくれてありがたい事なのだろうが、筆者にしてみたらただSFC資格が欲しいがために無駄に飛行機に乗っている僧という認識が高いため余計自意識過剰になってしまう。
搭乗が始まり機内へ乗り込んだ時、来るときに機内サービスしてくれたれにちゃん似のCAさんが出迎えてくれた。心なしか筆者に気付いてくれたようで一段と良い笑顔で迎えてくれたように見えたのは気の弱さからだろうか…。
能登から羽田へ向かう便はガラガラで、前列に座ってしまった筆者はなるべく小さく気づかれないようにしながら羽田への到着を待った。上空は奇麗な雲が広がっていた。

羽田についてから伊丹行のフライトまで時間があったため保安検査内にあるカードラウンジで時間を潰した。

カードラウンジにしては窓が大きく駐機場がよく見え良いつくりなのだが、いかんせんジュース、コーヒーだけではやはり物足りなくビールでも飲みながらリラックスして搭乗を待ちたい贅沢な修行僧なのである。

羽田から伊丹空港へ向けて飛び立ちあっという間に大阪上空。この航路を飛ぶと立派な大阪城がよく見える。歴史に興味がないので行ったことないけど…。

修行2回目も無事終わった。今回はいろんな意味で恥じらいを受けながらの修行となった。しかしこんな事で心を乱しているようでは本当にまだまだ修行が足りんな。羽田経由能登を往復したことでそれぞれ200プレミアムポイントが加算され1,130プレミアムポイント×2を稼いだ。なんだかんだ今回はうまく稼げたようだ。けど本当50,000PPなんて達成できるのだろうか。

#DateDepartureConnectArraivalCostEarned PPSub total PP% to SFUnit PP price
11/18ITMFUK8308301.7
21/19FUKITM8301,6603.3
32/2ITMHNDNTQ¥11,4801,1302,7905.610.2
42/2NTQHNDITM¥12,8001,1303,9207.811.3

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